狙ってやっても出来る気がしない

 このカテゴリをはてなで立てるつもりは全くなかったのですが、今回の事故のあまりのとんでもなさに、耐え切れなくなってしまいました。
 あまりに現実感が薄く、謹んで哀掉の意を表します、と書こうとしてもなかなか感情を込められません。自分が埼玉県民で、この区間にほとんど乗ったことがない(知り合いはもっと乗りそうもない)上、余りに常識外れな事故だったためだと思います。もし、自分や知人が沿線に住んでたりしたらなんて、怖くて想像できません。というか、想像しようとすらできません。
 まだ、まともに書けるほど考えのまとまったものはありませんが、近い内にエントリを立てたいと思っていることがいくつかあるので、メモしておきます。

  1. し尺酉のIRのあんまりさについて
    • 情報を小出しにする事自体は勝手ですが、その出し方(特に順序)は上場企業としてあんまりな気がしました。
  2. 脱線のあまりの豪快さについて
  3. 常識の嘘
    • マスコミの論調を聞いていて「鉄」としての常識からかけ離れたものを時々見かけます。既に多くのBlog等で解説されてはいますが、まとめサイトを目指して(言い過ぎ)これらのリンク集をコメントを付きで作成したいなぁと思っています。

 連休にでも、勉強の時間を作りたいところです。

「だったら聞くなよ」系

1級デューデリジェンス士過去問題例 | isologueに反応してしまいます。
本当はこっち契約書の著作権 | isologueに反応すべきなのは良く分かっているつもりなのですが。

ともあれ、デューディリ試験受験生の立場で解答しようという訳です。
「もう決定している」と言いながら発注しようという時点で「氏ね」「何しに来たんだこの馬鹿」な訳です。会社法務だったら、内容に関係なくまず「だったら調べる意味ありませんよね」と言います。相談に来たのが平社員なら「順序を知らない上司が悪いのであって君は悪くない」と言ってあげますが、部長以上だったら容赦しません。それが法務というものです。
まして、社外の立場ならなおさら毅然とした態度で断るべきです。よって問1は「辞退する」という趣旨のものを選べば良いですね……って、ないじゃん。

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方式主義

アメリカは方式主義? - Copy&Copyright Diaryを見たのですが。
知って活かそう!著作権―書・音楽・学校の現場から - はてなキーワードみたいな本があるのですね。
孫引きですが、

アメリカでは、著作物を登録しないと著作権は発生しません。
(中略)
このように権利の発生間に登録などの手続を必要とする立法主義を「方式主義」といいます。(28ページ)

いやはや、何と言うべきか。これ、本当に書いてあったんでしょうか? ネタ?

アメリカが、ベルヌ条約加盟で無方式主議に転じたのは、引用元にある通りです。ただ、欧米諸国の中では加盟が相当遅かったので、10年以上前の本だとまだ万国著作権条約レベルで書かれてても仕方ないかもしれません。(って、嫌がらせか)
アメリカが無方式主議になった時点で、事実上、丸C表記がただの飾りになりました。そんな事を上司に習った日々が懐かしいですね。


もう1点、方式主義でも、その要件が「登録」とは限りません。私が以前ローレンス・レッシグの著書を読んだ時は、丸C表記のみが要件とされていたと記憶しています。丸C表記だけで済むものを「登録など」の「など」に押し込むのは無理があると思います。その辺のフォローはされているのでしょうか? って前提が違うので全然意味ありませんけど。


マニュアルっぽい本に嘘書かれると、ユーザサポートが大迷惑を蒙る*1ので、丁寧に調べて書いて欲しいです。

*1:自分の持っている本に書いてある事が絶対に正しいと信じ、それ以外の事を言う奴は全部嘘吐きだと決め付けて掛かる人は必ずいます。必死に説得すると、今度は「弁護士に金払って聞け」と言いたくなる質問をぶつけて来たりします。

和解

 取りあえず、雑感。

  • フジテレビは、ここまでしてでもライブドアを株主にしたくないのだろうか? 今回支払うキャッシュで市場から買えるのに。
  • 交付金オンリーで、親会社の株を交付しない株主株式交換が可能な制度が既にあるとは知らなかった。「株主交換」どころでは、ない。
  • だからと言って、ニッポン放送に適用可能なのだろうか?