良き師に恵まれ過ぎたとか?

http://www.helloproject.com/newslist/050414-1.html
この手のネタはmixiに書けば十分かも知れませんが、展開予想をこちらにも書いてしまいます。

  1. 結局はファンの声に押される形で元の鞘に収まる
  2. 事務所側はスキャンダルを逆用してあわよくばイメージアップをも狙う作戦

 色々と見方はあると思いますが、多分矢口さんは疲れていたorプレッシャーに負けていたのでしょう。そこへ持って来て、デビュー後初めてスキャンダルの当事者になり、折れてしまったのではないかと。

 もう1点「今回の騒動で私は、「アイドル」としての自分を裏切っていたと思います。」というコメントについて。矢口ファン・モー娘。ファンの過半数は、そんなことはない、と思うでしょう。
 でも、本人がどう思っていたか、という意味で、このコメントは彼女の本心なんだろうと思います。偉大な先人の話を聞き、その考え方を知れば、例え自分の力が及ばなくても、むしろ及ばないからこそ、「同じ努力、それ以上の努力をしなければ」と思うのは当然のことだと思います。そして本当にそれだけの努力をしたからこそ、彼女はここまで成長できたのでしょう。 しかし今回は、その規範意識が「1回の失敗を理由に自己を全否定する」という最悪の形で出てしまいました。
 「これくらい、全然問題じゃないよ」「どうせ完璧になんてできる奴はいない」とか、第三者の目から見ればいくらでも言えますが、「完璧を目指す」以外の方法論を学んで来なかった人には何のアドバイスにもなりません。
 事務所側も、「即日」脱退はさせたくなかっただろうと思いますが、結局「ピン芸人」で妥協せざるを得なかったのは、こんな事情だろうと想像(妄想)します。

 もちろん、サラリーマンの立場から論評すれば、「ハロープロジェクト最大の事業部」であるモーニング娘。の「将来を嘱望されて」「前事業部長を左遷までして」「副事業部長からつい最近昇格したばかりの」「新事業部長」が、「(些細とまでは言えないとしても)許容範囲内のミスで」「期中に即日の辞職」という暴挙を許すなどとは言えません。「本人の心身の疲労を理由に一定期間休養」が最大限の譲歩だと思います。

 従ってモーヲタは、現在の若い主力メンバーのために、今から「矢口復帰要請運動」を進めるように。「母親役」なのだから、結婚までしても支障はないでしょう。
 また本人には、今のうちに「ドラクエ三昧のぐうたらした日々」を満喫しておいて欲しいと思います。


 と、前置きが本題から遠い方へ流れてしまいました。
 現職で株主総会の準備をしているわけですが、ここ数年はベクトルが「コスト削減」に向いています。それだけであれば問題はないのですが、今年はなんとなく「多少の質は犠牲にしても」みたいな雰囲気を感じています。(やや言い過ぎですが)
 管理部門は人員減していますし、正直、労力をかけたくないとは思います。また「求められるレベルは下がっている」という客観的事実がある事も理解しています。
 ただ、そうは言っても、こちらが持ってる方法論は「完璧を目指す」「コストを下げても質を下げない」の2個だけです。「少しくらい質を下げても(特に人的)コストを下げる」という方法論は持っていないので、かえって検討事項が増え、全然人的コストの削減に繋がりません。それが悩みです。
 「程々で良い」と言う方は簡単ですが、やる方は大変だという事を理解してほしい、というのが結論です。長々と失礼しました。