Web上の個人向けサービスをめぐるよしなしごと

http://d.hatena.ne.jp/kowagari/20050523/1116840049経由
http://blog.livedoor.jp/ooki1/archives/4844443.html
 ブログ全部吹っ飛ばされる訳ではありませんが、代わりに月数十万の収入が吹っ飛ぶお話です。
 共通の問題点は、id:kowagari さんの指摘している

で、広告代理店側には「それが管理人本人による不正かどうか」をしっかり把握できるシステムづくりを放棄してるふしがあって、うがった見方をすれば、不正クリック自体おまいら代理店がやってんちゃうんかい、的な。そこまでいかないまでも、ほんのちょっとでも不正っぽいクリックがあったらなんでもかんでも不正扱いにして広告料渋ってんちゃうん、的な。広告代理店側、サイト管理人側双方が疑心暗鬼になっていたのでした。

という点に尽きるのではないかと。

 ユーザの側からすれば「システムに穴があるのに、そのリスクをユーザに押し付けるとはどういう了見じゃ」という話になるのは当然です。ただ、サービスを提供する側からそのような「逃げ」の手段を奪ってしまうと、新種のサービスを出しにくくなってしまう、という問題もあります。
 「逃げ」を前提とするベータ版と、月数十万の収入を保護すべき正規サービスの区別を、法的にも評価してあげないといけない時代がもうすぐ来るのかもしれません。って、どうやって区別すれば良いやら。サッカー選手のB契約・C契約みたいな方法で区別したりするのかなぁ。〇年以内にA契約にするか、さもなくば契約終了=放出しろ、とか。
 それとも、素人を金で釣るスキームに無理があるのでしょうか?

(5/24追記)おれはおまえのパパじゃないいつの間にかサイト名が戻ってました。